北の国から dvd
2011年はチェルノブイリ原発事故から25年という節目の年。事故を風化させないために作られただろう作品が、日本にとって対岸の火事ではなくなったところがまず恐ろしい。
そして私たちの日常生活のどこまで迫り、どこまで入り込んでいるのか分からない「放射能」の怖さを、改めて実感する作品だった。[b]深夜食堂 dvd 何が怖いって放射能以上に、情報を開示しない人間と、無知な人間が一番怖い。事故から数日後、原子力研究に携わる男のもとへ1本の電話が入って来る。外は雨。カメラは開いた窓から室内を捉えている。電話を受けた男は驚きを隠せず、「公表したのか?」と相手に迫る。
北の国から dvd 想像するだけで心が粟立つ静かなやり取り。電話を切った男はガイガーカウンターを持ち出し、窓辺に差し出す。異常値。慌てて窓を閉めた男は妻に言う。「子供を連れて町を出ろ!絶対に雨に濡れるな!」子どもたちは水たまりで遊んでいる。今までは微笑ましく見ていたはずの光景が、まるで地雷原で遊ぶ子どものように見えてしまう。